2017年12月20日水曜日

[編集後記]女テンカラ釣り師の釣り方ヒットパターンを紹介

今回はテンカラ釣りのヒットパターンをご紹介させていただきました。

特にパターン2のアタリは徹底的にイメージにやきつけたいです。
最後に土屋がHITするニジマスは3回くらい流れの中にラインが引き込まれています。

動画はこちら↓

今回は3つのHITパターンを収録しました。

1.水面をわって出る
2.ラインの変化
3.誘い出し

各社から出版されておりますHOW TO解説本とあわせて見ていただけますとより具体的かと思います。


そうなのです。

登山やアウトドア、キャンプの雑誌や本などでテンカラ釣りが取り上げられ、お手軽、簡単にはじめられると紹介されているのですがこれがやってみると言葉でいうほど簡単ではないのが実際だと思います。



1「竿にラインとハリスと毛鉤を結んでさぁ投げてみましょう」

。。。。。10時。。。12時。。。なんとなく出来た。。。。。

2「次はラインを適度に弛ませて毛鉤を流す」

。。。。。うむ。。。。。

3「ラインはあまり水面にベタッとつけないで」

。。。。。なんとなくできていると思う。。。。。

4「あとは魚が毛鉤に食いついたのを見てアワセるだけ」

。。。。。えっと毛鉤なんか沈んでるし見てアワセるとか。。。。。

正解なのかわからないままなんとなく毛鉤を流し続けて。

。。。。。弛ませるってどのくらい?

。。。。。そもそもなんで弛ませるの?

。。。。。てかコレあってる?

考えながら30分くらい経過した頃なんとなくコレ釣れなそうな雰囲気ということに気付いて。

せっかく来たし竿も買ったしなぁ。

追加30分くらいやって。。。

分かれ道がやってきます。


A.「運良くコンディション最高の場合」

たまたま魚の活性がたかく水面上にたくさんの羽虫が飛んでいる状況。

魚はみんな上をみていて落ちてくるものには何でもかんでもとにかく反応している。

かなりのグッドコンディション。

。。。。。毛鉤の着水直後に水面がバシャッ!!

え???

もしかして今のって魚が毛鉤にとびつきました?

。。。。。ザワザワドキドキ

迫るその瞬間をいま確実に感じて。

気持ちを落ち着かせてもう一度。

竿を握る手はかなりの緊張状態。

。。。。。またバシャッ!!

今度は夢中で引き上げる。

やった!

釣れた!

楽しい!

これ食べられるやつ!?

すげー!!

うまい!!

やっぱ天然は美味しい!!

また来よう!!!

もうテンカラ釣りに嵌ってます。

動画のHITパターン1のような水面での釣れ方です。

テンカラ釣りでは邪道といわれているフライフィッシングと合流する部分のあるドライテンカラの釣り。

しかし実は多くのテンカラ釣り師がはじめての一匹を手にしたのはこのドライテンカラに似たパターン1もしくは釣れてましたパターンなのではないでしょうか。

ちなみに僕のはじめては堰堤下でテキトーに放り投げてほったらかしにしていて偶然釣れてしまったのがはじめてです。

竿をあげたら釣れていた。

父が隣で釣りまくっていて腰に下げた魚籠の中の魚をいーなーと弄りながらふと自分の竿を上げたらイワナがくっついていたという釣れ方でした。




B.「コンディション悪の場合」

魚がなんらかの要因で水中でじっとしており水面上への興味は無くパターン1で狙うのはとても厳しい状況。

たまに水中の目の前を通り過ぎる餌にだけやっとこさ反応している様子。

都内近郊は釣り人が多くテンカラ最盛期でもこういう状況が多々あります。

季節や水温だけでなく人的要因もあります。

。。。さて。。とりあえず毛鉤は自然に流しています。

え!?

。。。。。なんにもわかりません。

何度も打ち返し時間がたつほどに毛鉤は水を含んで沈んでいきます。

。。。。。これあってますか?

これどうなったら釣れるんだろう。

毛鉤みえないから魚が食いついたのもよく見えないし。

見えないことへの不安感が異常になります。

もういちどリュックに入れてある教科書を確認。

水面直下で魚がギラッと反転する?

いやーちょっとわかりません。

毛鉤の周辺に異変がおこる?

そもそも毛鉤が見えてないですからもっとわかりません。

帰ろっか。。。。。。

難しい。。。つまらない。。。。。

竿と道具と教科書は押入れの奥へ。。。。。

待ってください。

これはHITパターン2なのです。



毛鉤を水中に沈めて釣るHITパターン2はウキや目印もなくアタリをとるのがとても難しいといわれています。

HITパターン2は慣れないうちはアタリがきていることに気づかずにアワセのタイミングを失ってしまうことが多くあります。

ラインの動きでアタリをとりますから毛鉤は見えていなくてもよいのです。

僕は視力悪いので見えていないことも多いです。

水中の釣りを覚えればテンカラ釣りでの釣果は何倍にもなります。

ドライの数倍のアタリがくるうえに水中で確実に毛鉤を咥えていますからフッキング率もたかくなります。

HITパターン2でおきているラインのわずかな動きを徹底的にイメージにやきつけてください。

これは文章で読んで覚えるよりか見て覚える方がよろしいかと思います。

子供の頃、父に毛鉤じゃなくてラインを見なさいといわれても全然わかりませんでした。

ある日、僕は竿をもたずに父の飛ばす釣り糸をただひたすら見るという釣行をやりました。

そこでやっとラインの動きで釣るということがわかったのです。

引き込まれる。

止まる。

横走り。

それからは面白いように釣れるようになりました。

テンカラの釣り方は言葉で聞くより、教科書を読むより、見てしまった方が早いです。

パターン2がわかったらパターン3の誘い出しをやってみるとまた面白くなります。

誘い出しはアタリパターンが多様です。

バシャッ

スゥー

ガクンッガクンッ

ガッ

僕は冬の誘い釣りが好きです。

パターン3についてはまた機会がありましたら書きたいなと思います。

それとパターン1の釣れ方で見事にはじめての一尾をつりあげた方に注意していただきたいのはできるだけはやくパターン2の感覚をつかんでいただきたいです。

同じ毛鉤つかいでありながら水面勝負ではドライ至上主義フライフィッシャーにはシステム的にもかないませんというのが僕の知るテンカラ釣りです。

ドライテンカラは初心者に優しくもあり深入りすると技術的にとてつもなく難しく。

考えるほどに絶望します。

フライフィッシャーのロングキャストやナチュラルドリフトに直面するとドライテンカラの限界を思い知らされます。

本流竿◯◯◯◯◯テンカラならばもしかすると。。。

いやそれも邪道でしょうか。

それなら毛鉤ではなくいっそのこと餌をつかって正統ミャク釣りを極めた方が釣りとしての奥行きははるかに深いものがありゲーム性も高く美しい釣りでしょう。

こんなことを書いているとまた父からドライがどうこう考えてないでテンカラ釣り師ならば浮力粉、スプレー、インジケーター、オモリ、などなどの鬱陶しい小道具は捨てて水中の逆さ毛鉤一本勝負をしなさいと言われそうです。

少ない道具立てでのあれやこれやのテンカラ釣り。

今日はパターン1でいきたいから◯◯ラインに◯◯毛鉤で。。。

パターン2の釣りをしていてバシャッと出てフッキングミスなんか起きた時は自分の腕のなさにへこみます。

たまにはパターン3で豪快にテーパーラインと◯◯毛鉤で◯◯誘いの。。。

リアクション落ち◯◯狙いはなんだかなぁ。。。



最後にもう一度。

パターン2はとても重要です。

狙えるポイントも増えます。

確実に釣果があがります。

ドライでバシャッと出る感じがお好みでしたら尚更です。

流れの中でわずかにスッと動いたラインを読みビシッとアワセた瞬間のしてやったり感。

水中をイメージし目に見えていない魚をかける快感はドライのそれと少しも劣らないはずです。

十人十色のテンカラ釣り。

またどこかの山でお会いしたらお願いします。
DaisukeTsuchiya

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